託され屋さん

人生とはなんぞ。そんな事を考えては自分がよく分からなくなる男のブログです。

誰かの心の中にその人がいる限り、その人は生き続けている。

僕の祖母が亡くなった。

祖母は福島に住んでいた。

なかなか会いに行けなかったこともあって、僕はあまり祖母の事を身近に感じられていなかったのだと思う。

でも、祖母は僕と妹を可愛がってくれていた。

お小遣いをくれたりもしたが、子供の頃はラッキーとしか思っていなかった。

祖母は、足腰が弱るまで、祖母の家の近くのお地蔵さまに、毎日のように僕らの安全を祈りに行っていたと聞いた。

最近になって、僕はようやく人の気持ちを考えることを覚えた。

祖母の気持ちはどうだったのだろうか。

僕が言えた義理ではないかと思うけど、答えは間違いなく僕らを愛していたと思う。

祖母がくれたお小遣いは、どこから出ていたのだろうか。

きっと、僕らのために貯金してくれたんだろう。

それがいつかは分からない、僕らが祖母の家に来る日のために。

僕は会いに行くことも出来たのに、会いに行かなかった。

そして祖母が亡くなった今やっと、祖母の気持ちを受け止めている。

ただ、ごめん、と伝えたい。

けど、ばあちゃんはもういない。

今更泣いたって、どうしようもない。

誰かの心の中にその人がいるかぎり、その人は生き続ける。

だからって悲しいのは悲しいんだよ。

ばあちゃん、本当にごめん。

それから、たくさん愛してくれてありがとう。

俺、ばあちゃんがガッカリしないように、ちゃんと生きるから。

俺は俺の出来る事、精一杯やるから。