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託され屋さん

人生とはなんぞ。そんな事を考えては自分がよく分からなくなる男のブログです。

僕は「あるく」

こんばんは(にちは)

僕は勝手に、旅をする事を「あるく」と呼んでいます。
「歩く」は足で歩くことを意味するけれども、「あるく」は肉体的にだけで無く、精神的に進むと言う意味を持つと勝手に決めました。(時には迷うこともある辺りは一緒!)
僕は「あるく人」です。




昨日、18時くらいに家を出て、府中街道をひたすらまっすぐ進み、0時くらいに生田のとある公園に辿り着きました。

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途中、友達から電話が来て、徒歩で旅をしている事を話すと、「翼は本当に強いね。」と言われました。
嬉しいけど、僕は強くなんかない。
むしろ弱い。
弱いからこそ、僕に足りない何かを求めるようにあるき続けたいのだ。
普通に暮らしている人たちの方が、間違いなく強い。
でも僕はこういう形でしか自分を形作れないのだから、仕方ない。
強いて言うなら、僕にあるのは親が与えてくれたそこそこタフな身体と、ちょっとした意地くらいだ。
でも僕はそれをちょっと気に入っている。




実際正直、20キロくらい歩いた所で心が折れかけました。(あるく故の迷い)
そこにまさにベストタイミングで、前のバイト先のK先輩から激励の電話が来たおかげで前述の公園まで辿り着けたことは、先輩に本当に感謝しています。

「どうせお前は車に乗せて連れて行ってやると言っても、金を貸してやると言っても、受け取らずに歩いて行くのだろう。だけど、揉め事に巻き込まれたり、これ以上行けないと感じたらすぐに迎えに行く。いつでも連絡していい事は忘れるな。でも寝てたらごめん。」

先輩は本当に優しい。




その公園で力尽きた僕は、持参したマットを地面に敷き、その上に寝袋を敷き、倒れ込みました。
久しぶりの野宿で、眠れないかと思いましたが気が付くと朝7時半くらいで、散歩していたおじいさんに凝視されていました。
僕は言い訳のように、爽やかスマイルで「旅をしているのです。では、これにて。」と比較的早口で伝えると比較的光の速さで撤収作業を終わらせ、比較的そそくさとその場を後にしました。




その後も歩き続け、僕は市が尾に着きました。

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市が尾は、僕が3歳まで住んでいた街なのです。
微かな記憶を頼りに、駅を起点に道を進んでいくと、僕が昔住んでいたマンションに行き当たりました。
僕の記憶では、駅まではかなり距離があった様な気がしたのですが、実際は徒歩5分もない距離でした。
やはり、幼少の頃は全てのスケールが大きく見えるのだなぁと、少しセンチメンタルな気持ちになった僕。

そのマンションの隣には、僕が昔よく遊んだ公園があります。

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(この斜面は、子供の頃の体感的には断崖絶壁だった。)

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(なかなかにハイセンスな上裸のおじさん。)

母に電話して確認したところ、僕はこの公園が大好きだった様で、2歳の頃に5階の自宅から非常階段を三輪車を引き摺りながら一人で降りて、勝手に遊びに来ていたらしい。(この頃から放浪癖があったのだ!)




市が尾を後にした僕は、またひたすら歩き、関内を目指しました。
小振りだった雨が本降りになり始めました。
1歩1歩、小さな1歩でも、やがていつかは辿り着く。
これは、やはり子供の頃に、とある道路掃除夫のおじいさんから聞いた言葉です。




15時頃、関内に着きました。
なぜ関内に来たかと言うと、とある双子の友人に会うためです。

彼らの名は、薫くんと茂くん。

出会ったのは2年前、七里ヶ浜前のコンビニで。
当時、体調不良で1週間寝込んだ僕は、ある日起きると身体がとても軽い事に気がついた。
とても軽かったので、僕はバイクに跨り、海を目指した。(いつだって理由はそんなものだ。)
その着いた先で、偶然出会った、横浜の素敵な双子。
それが薫くんと茂くん。

僕より一つ上の二人。
出会った日に意気投合し、夢中で話をした事を覚えています。

様々な事を幅広く深く知っている薫くん。(イケメン)
熱い意志を持っていて、情熱的な茂くん。(イケメン)

彼らとは、その後会った事は今日まで無かったのですが、ふと思いたち、茂くんに電話をして会いたいと伝えたところ、快くOKしてくれたのです。
なんて優しい人なのだ。

茂くんは仕事だったので、先に薫くんと合流し、喫茶店でお話をしました。
相変わらず薫くんは知識豊富で、僕の知らない事をたくさん話してくれました。
僕の為に、仕事の事を考えてくれたり、薫くんの今やっている事を話してくれたり、とても楽しくて時間があっと言う間に過ぎていった。

茂くんの仕事が終わり、合流しました。
ご飯を食べに行こうと言う事で、ラーメン屋さんに連れて行っていただきました。
とても美味しかった。

車の中で、茂くんと近況について話をし、やはり茂くんは熱い人間だと再確認しました。
薫くんとはまた違う魅力を持った、情熱的な男です。

この双子は、本当に面白い。
自分に自信を持っていて、けれど向上心があり、相手が誰であろうと負けたくない、負けない、そんな気持ちを常に持っている魅力的な双子。

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「ごめん、今日自宅に泊められなくなっちゃったから、宿取っておいたよ。」

僕は本当に驚いた。
泊めてもらう身分であり、それが不可能でも文句なんてもちろんあり得ないし、なんなら野宿する気持ちでいた。
それなのに、この二人は僕の為に宿を用意してくれた。
本当に、なんとお礼を言えばいいのか。
薫くん、茂くん、本当にありがとうございます。
二人の優しさに本当に感謝しています。




明日は、青葉台まで戻り、また別の友人と久しぶりの再開をしたいと思います。









僕は、僕自身のスペックに関しては水準よりも低いと思っていますが、僕の周りの人達はとても素敵な人達が多くて、それだけは誰にも負けないと思います。




人生に出会いと面白さを。